MF24 名願 斗哉 × MF28 大関 友翔
フロンターレでのプレーを夢見てきた
子どもの頃からフロンターレが好き
- 大関選手から見て名願選手はプライベートではどんな方ですか?
-
- 大関
- 斗哉は自分から色々話すタイプではないですね。僕たちから話しかけたりいじったりするとおもしろいし、斗哉も楽みたいだから今はいじられキャラで定着してきてます(笑)。
- 名願選手から見て大関選手はどんな方でしょうか?
-
- 名願
- 大関は人とコミュニケーション取るのがすごく上手。先輩との距離の縮め方もうまくて、そこは見習いたい部分でもあります。
- 大関
- 僕は先輩が大好きなんですよ(笑)。人と関わるのが好きなんです。
- お2人は子どもの頃からフロンターレを応援していたと伺いました。
-
- 名願
- なんで好きになったかは覚えてないんですけど、小学生くらいからずっとフロンターレの試合を見ていて。好きだからフロンターレに行きたいって親にも言ってましたね。
だから中学校に上がる時に、フロンターレのジュニアユースに行くことを真剣に考えて調べたんですけど、フロンターレには寮がなくて諦めました。ただこうしてフロンターレでプロになれたことを考えたら、縁があったのかなって思います。
- 大関
- 僕は川崎が地元だし、兄がサッカーをしていて親がフロンターレの試合に連れて行ってくれたりして自然と応援するようになりました。川崎でサッカーをやっててフロンターレを応援するのは当たり前というか…フロンターレが大好きになるのは必然でした。4歳の時には親に頼んでシーズンチケットを買ってもらって毎試合観に行ってました。
悔しい経験があったから成長できた
- 大関選手は小学生の時にエリートクラス(U-15での合流を目指す育成クラス)のセレクションは不合格となってしまったそうですね。好きなクラブだっただけに悔しかったんじゃないですか?
-
- 大関
- 合格できるとも思ってなくて、まあ、そうだろうなって。もちろんフロンターレでプレーしたいとは思ってたけど、プレーできるとは思ってなかったんですよね。あのセレクションに落ちたから、その後成長できたとも思ってます。
- その後地元のサッカークラブで活躍して、今度はフロンターレユースの方から声がかかって。
-
- 大関
- いくつかのクラブから声をかけてもらったんですけど、やっぱりフロンターレを選びました。練習に参加したらレベルが高くてちょっと悩んだんですけど、憧れが勝ちましたね。
- 名願選手もガンバ大阪のジュニアユースからユースに上がれなかったという悔しい経験をしてますよね。サッカーを続けて行くことに心が折れたりはしなかったんですか?
-
- 名願
- もちろんめちゃくちゃ悔しかったんですけど、プロになることを諦めることはなかったです。やっぱりサッカーが好きなので。好きなことを仕事にしようと小さい頃から決めていたから、可能性がある限り頑張ろうと思ってました。
- 最後に、お2人の活躍を楽しみにしているサポーターに、お互いのプレーの見どころを教えてもらえますか?
-
- 大関
- 斗哉はドリブルでスルスル抜いてスピードで勝負してってイメージがあると思うんですけど、それだけじゃなくて身体が結構強いんです。「強く見えないけど強い」というのが斗哉のすごいところなんです。前に入って行くのも手を使うのもうまい。身体能力が高くて身体の無理もきく。それは見て欲しいですね。
-
- 名願
- 大関のすごさは、ボールの持ち方がうまいところ。相手にいたらボールを持たせたくない選手なんです。サイドにつけるかと思ったら中に差し込んだり、相手をだますプレーもめちゃくちゃうまい。そこをぜひ見てください。
今回は高卒ルーキーのお2人に話を伺いました。コミュ力の高い大関選手と、自分から話しかけるのは苦手という名願選手。キャラクターは正反対のようですが、うまくバランスが取れていてトークのリズムもできているいいコンビだなと感じました。
大関選手は入団会見で「“前頭”友翔です!」と挨拶して会場の笑いを誘いましたが、ファン感ではちゃんこ鍋を担当するなど「相撲」キャラを確立しつつあります。名願選手はJリーグのイケメン選手が表紙を飾った、ファッション誌のモデルの1人に選ばれ話題になりました。ピッチ外でも既に存在感を見せている2人。ここからピッチ内でも頭角を現していくことを楽しみにしています!