MF8 橘田 健人 × FW17 遠野 大弥
ここから背水の陣で戦っていく
ケントとは全てを共有しあう戦友
- お2人は周りから親友同士と言われてますね
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- 遠野
- 親友であり、戦友ですね。もちろんチームメイトは全員共に戦う仲間ですけど、ケントとは全てを共有しあってると思ってます。
- 橘田
- そうだよね。同期でフロンターレに加入して仲良くなって。今はもう互いになんでも知ってる間柄です。
- 遠野
- なんとですね、僕たちJリーグの試合出場数もほとんど一緒なんですよ!え〜と、 75試合か76試合か…同じくらいで。それに気づいた時は「おお〜、一緒じゃん!」って思いましたね!
- 出場試合数も一緒だとテンション上がるものなんですね(笑)。橘田選手も嬉しかったんですか?
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- 橘田
- いや、僕は知らなかったし、そこは特に何も思いませんけど(笑)。
- 遠野
- またまた〜。こういう感じですぐ照れるんですよ〜、ケントは(笑)。
- 最初からそんなに仲良くなれたんですか?
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- 橘田
- 最初に会ったのは3年前で、寮の食堂で初めて話したよね。覚えてる?
- 遠野
- 覚えてる。ケントのことは静かな人だな〜って思ったかな。多分僕から話しかけたと思う。お互い新加入で友達もいないし、もちろん知ってはいたので話しかけるタイミングを見ていて。
- 橘田
- 話してみて、すぐに仲良くなれそうだと思った記憶がありますね。ダイヤは明るくて社交的な人だなって。逆に僕はそういうのが苦手だから、一緒にいるようになったところもあると思います。
- プロに入ってからそんなに仲の良い友達ができるって良いですね
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- 遠野
- はい、それはそう思いますね。
- 橘田
- 僕はダイヤといると全然気を使わなくてすごく楽です。
- お2人とも昨年ご結婚されましたがそのタイミングも同じだったとか
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- 遠野
- そうなんですよ。だから、入籍を発表するタイミングをどうする?って相談したりしてましたね。あと、僕が指輪を買いに行ったら、その30分後に同じお店にケントが来て、同じ指輪を見てたっていうのもありました(笑)。
- 橘田
- たまたまですよ、すごくないですか?でも、後でそれがわかったから、そのお店で買うのはやめました。流石にそこまで一緒だと気持ち悪くないですか(笑)。
ダイヤは「怖さ」が増した
- 一緒にプレーしたこの3年間でお互い変化や成長をどう感じていますか?
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- 橘田
- 元々ダイヤはスピードもあって得点を取る雰囲気を持っている選手で。今はさらにゴールを決めるようになったし、何より「怖さ」が増しました。練習の中で対戦する時も「こいつ点取りそうだな、怖いな」って感じながらやってます。本当にすごいシュートを持っているし、シュートの形も持っていて。それを練習から見せていて実際決めているんで、そういうイメージを持つようになりましたね。
- 遠野
- たくさんあるんですけど、やっぱり今年キャプテンになってより責任感が増しましたね。特に声が出てるなと感じます。プレーでもさらに球際で戦えるようになったし、そのあたりのメンタルの変化は感じます。ボールを運べるMFってそれだけですごいのに守備もできる。ポジションもユーティリティ性があるし、なんでもできる選手なんです。
- そのあたりをこれから注目していきたいと思います。最後にシーズン終盤に向けて意気込みを
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- 遠野
- ここからは1つも負けられない背水の陣で戦っていきます。自分の特徴を出しつつ、勝ちながらチームとしても成長していきたいです。僕個人としてはとにかく結果です。結果にこだわっていきます。
- 橘田
- ここからACL含め取れるタイトルは全て取りに行くつもりです。個人としてはプレーでチームを引っ張っていきたいですし、アシストやゴールといった数字でチームに貢献していきたいです。応援よろしくお願いします!
今回の対談は文字通り「親友対談」。お2人のイチャイチャトークを聞いてる会となり、終始ニヤニヤしてしまう時間でした(笑)。お互いのことをわかり合って認め合って、何より一緒に話しているのがとにかく楽しそう!大人になってからこんなに仲良しの友達ができるなんて羨ましくなるほどでした。もちろんただの友達じゃなくて。遠野選手が2人の関係を「戦友」と表現したのも素敵でした。
そして6月に橘田選手がパパになりました!7月8日の横浜FC戦では、橘田選手のアシストで瀬川選手のゴールが決まった時に、遠野選手も参加してゆりかごダンスのパフォーマンスも披露されました。橘田選手はもちろん、遠野選手が嬉しそうでとっても微笑ましかったです。良い思い出になりそうですね。